新型コロナウイルスの次は デング熱 !

感染拡大を受け、在ホーチミン日本国総領事館は「デング熱についての注意喚起」を発出し警戒を呼び掛けています。

「デング熱についての注意喚起」

1 ホーチミン市保健局は、4月中旬の時点でホーチミン市で約4,500件近くのデング熱患者が確認されており、そのうち109人が病院で治療を受けているとしています。また、デング熱が2万件以上流行した2019年に比べ重症患者が多いとして警戒を呼びかけています。

2 デング熱に予防接種や予防薬はなく、蚊に刺されないことが最善の予防方法です。病状としては、2~14日(通常3~7日)の潜伏期間の後、およそ2-4割の人に38~40℃の発熱で発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹が現れます。一般的には軽症ですみますが、場合によっては重症のデング出血熱と呼ばれる病態となり、死に至ることもあるため、注意が必要です。

3 つきましては、以下の点を参考に、蚊に刺されないよう予防措置に努めてください。また、急激な発熱(38~40度)、頭痛、関節痛など、デング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関に受診をお勧め致します。

○外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし,肌の露出した部分には虫除けスプレー等を2~3時間おきに塗布する。
○室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香や殺虫剤,蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
○規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。
○突然の高熱や頭痛,関節痛や筋肉痛,発疹等が現れた場合には,デング熱を疑って,直ちに専門医師の診断を受ける。
○なお,蚊の繁殖を防ぐために,タイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿等を屋外放置しない,植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

<参考情報> 
 厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
 厚生労働省「デング熱について」
 厚生労働省「デング熱に関するQ&A」
 国立感染症研究所 「デング熱」
 外務省 世界の医療事情(ベトナム

(連絡先)
 在ホーチミン日本国総領事館 電話番号:+84-28-3933-3510

出典:「在ホーチミン日本国総領事館からのお知らせ」(2022年4月26日付)

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