ベトナムは新型コロナウイルス感染が再燃中！（5/13）

日本における新型コロナウイルスに対する水際対策は2023年4月29日に撤廃され、5月8日には新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行しました。

一方、ベトナムでは4月から感染予防強化が強化されています。
ベトナム保健省の発表では、国内における新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数は4月27日が2,958人でした。
また、政府電子ポータル「XÂY DỰNG CHÍNH SÁCH, PHÁP LUẬT」によると、4月30日から5月1日までの祝日4間においての入院患者は2,477人で死亡者数は17人であり、半年ぶりの高水準となっています。

そのような状況をうけ、ハノイ市人民委員会はスーパーマーケットや映画館、バスなどを利用する際のマスク着用を求める緊急文書を発出しました。
また、4月下旬におけるホーチミン市の学校は、行政より教師や生徒へのマスク着用の指示をうけています。

実際、ハノイやホーチミン市などの都市部では、出張で来た日本人ビジネスマンや観光客などの感染も目立ってきているのが現状です。
マスク着用は「個人の判断が基本」（注1）となった日本ですが、ベトナムへの渡航者はその意識を巻き戻す必要でありそうです。

（注１）厚生労働省「マスクの着用について」/ 画像：XÂY DỰNG CHÍNH SÁCH, PHÁP LUẬT

参考
XÂY DỰNG CHÍNH SÁCH, PHÁP LUẬT
厚生労働省・日本経済新聞
Poste・VietJo